歌声と演奏で「とどけよう!!みんなのこえ!!」

omura 2016/11/05

「とどけよう!みんなのこえ」

歌声と演奏、ワークショップ、写真展によって、被災地へ思いを届けようと、大阪教育大学の音楽専攻と写真サークルFILMが主体となったコンサートが、11月3日に行なわれました。

 

これは大阪教育大学内で公募された学生プロデュース企画で、四年目となるもの。毎年定められたテーマの今回は「つなぐ」。

前半は、音楽専攻の学生によるユニットにより、金管・弦楽・打楽器・合唱など、様々な楽器による演奏が各グループによって繰り広げられ、被災地や命についての思いを馳せた選曲となっていました。(※曲目は最後を参照してください)

休憩を挟み、ワークショップも実施。ホール外では被災地を訪ね、岩手県陸前高田市を中心に撮影したFILMによる展示が行なわれていました。そんな彼らが、実際にボランティアも実施してきたことで理解してきた被災地の状況とともに、いざというときのために私たちはどう備えておくのがいいのか、説明が行なわれました。

 

第二部は、学生や柏原の子どもたちによる合唱。今回はそれ程練習期間が取れなかったそうですが、それでも各小学校から自発的に集まった子どもたちの歌声は見事なもので、驚かされました。

全員による演奏と合唱によるラストの「花は咲く」では、舞台横にスライドが設置。二週間かけた撮影と編集は、本番当日まで作業したそうです。

一節一節ごとに歌詞が綴られたパネルを、出演した子どもたちや保護者たち、学生が手に持って撮影。それらの写真が歌にあわせてスライドショーで「つながって」いく様は、まさに今回のテーマを集約した内容となっていました。

最後に、今回の企画代表・北尾さんから「『ここから被災地』だけでなく、『プロジェクトに関わる人と人』、『過去から未来』へつながればと、このコンサートを企画しました」、と、感謝の言葉。

 

当日はすべてが音楽専攻・写真サークルの学生の手で運営されていました。象徴的な光景として、出演者全員で観客の皆さんをホール外で見送り、笑顔でお礼を。

学生プロデュース企画ゆえ当然とはいえ、これだけの内容がほとんど学生の手によって実施されていたことに、胸を打たれ、今後もさらに繋がってほしい、と感じさせられたコンサートでした。

(※シャッター音と子どもたちへの撮影規制がありましたので、画像は粗い感じとなっています。ご了承ください)

 

セットリスト)

・日本に捧ぐ歌 "A SONG FOR JAPAN" (作曲:S.フェルヘルスト)

・上を向いて歩こう
(原曲:坂本九/作曲:中村八大/編曲:金山徹)

・じゅんばん協奏曲
(作曲:チャイコフスキー、モーツァルト、ビゼー、デュカス、TRADITIONAL/編曲:石川亮太)

・アヴェ・マリア
(作詞:ウォルター・スコット/作曲:シューベルト)

・涙そうそう
(作詞:森山良子/作曲:BEGIN)

・Baby, God Bless You (作曲:清塚信也)

・愛は勝つ (作曲:KAN)

 

【混声合唱】

・心の瞳(作詞:荒木とよひさ/作曲:三木たかし)

・桜(作詞:武田彩/作曲:長野宏樹)

 

【児童合唱】

・素敵な友達(作詞:梶賀千鶴子/作曲:鈴木邦彦)

・また会える日まで(作詞:アドベンチャーキャンプの子供達 北川悠仁/作曲:北川悠仁)

 

 

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